残念な市議会議長会
19、20日と全国市議会議長会、内容は議会の監視機能が主なテーマで基調講演・パネルディスカッション・課題討議の3プログラムが行われました。
基調講演は東京大学名誉教授の 大森氏で「二元代表制と議会の監視機能」について、パネルディスカッションは「監視権の活用による議会改革」でした。パネルディスカッションについては、有識者4名がパネラーで納得することも多く、しかし、実際の議会現場を知らない意見もあり、ある意味仕方がないと納得して聞いていました。
しかし、最終日の課題討議、パネラーがーには3名の議員がいましたが役不足。監視権の課題でありながら、「私は市長派として選挙を戦い、その後も市長派として、、、」と監視権の問題を語る以前の人がいたり、通年議会については「よく理解していなのですが、必要性を感じない」と勉強不足を棚に上げての発言をされる方がいたり、議会報告会については「私の議会ではやっていませんが・・・と話には聞いていますので、必要はないでしょう」と噂の話で結論付けたりと、何ら勉強になりませんでした。
公費を使って2000名以上の方が全国より参加されています、もう少し人選は考えて欲しかったです。ちなみに、3名のパネラーのうち2名は議長経験が無い方でした。
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