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2013年8月20日 (火)

終戦記念日とは

 昨日の産經新聞の朝刊、佐伯啓思 京都大教授の話が興味深かった。
内容を簡単に書けば、

 8月15日は「終戦記念日」と呼ばれるが、何を「記念」しているのか。
 戦争の終結を記念する日であろうから、8月15日から「戦後」が始まった。
 だから、この日を境に新生日本が誕生した、記念すべき出発点ということになる。

 戦争が正式に一応終息するのは、9月2日の降伏調印であり、
 アメリカなどもこの日を戦争終結の日としているようである。
 国際的形式にしたがえば、本当の戦争終結は、
 1952(昭和27)年の4月28日のサンフランシスコ講和条約となろう。

 すなわち、1945年の9月2日から52年4月28日までは
 日本は主権を奪われた独占領国家であった、という事実。
 45年の9月2日から日本の統治権はGHQの最高司令官のもとに置かれた。

 8月15日、この日に日本はポツダム宣言を受託し、降伏を宣言した。
 ポツダム宣言には、世界征服の挙にでた打算的で無責任な
 軍国主義的勢力を日本から排除しなければならない、と書かれ
 占領政策はポツダム宣言にしたがってなされた。

 つまり、8月15日は敗戦が確定した日にち以外の何ものでもなく、
 9月2日に、日本は主権を失い占領下におかれる。
 にもかかわらず、8月15日をもって戦争は終結し、
 「戦後」が始まった、ということにしたのである。

 まさか「敗戦記念日」「被占領記念日」などというわけにもいかない。
 少なくとも戦後の門出の日などではないのである。

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