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2012年1月 9日 (月)

成人の日に

2012
 今日は成人式に
来賓として出席しました。
第1部のセレモニーは
毎年、新成人がどれだけ
静かに出来るのかを
見るだけでしたが、
今年は、新成人の方が
「新成人の抱負」として
話された内容に感動しました。

 第2部は例年通りアトラクションです。
「天竺鼠」の漫才が面白く、
あとのクイズ大会も「天竺鼠」の二人に引っ張って頂きました。

 新成人の抱負で取り上げられていた谷川俊太郎さんの詩を、
全文をブログの最後に。。。

「成人の日に」 谷川俊太郎

人間とは常に人間になりつつある存在だ/
かつて教えられたその言葉が
しこりのように胸の奥に残っている
成人とは人に成ること もしそうなら
私たちはみな日々成人の日を生きている
完全な人間はどこにもいない
人間は何かを知りつくしているものもいない
だからみな問いかけるのだ
人間とはいったい何かを
そしてみな答えているのだ その問いに
毎日のささやかな行動で

人は人を傷つける 人は人を慰める
人は人を怖れ 人は人を求める
子どもとおとなの区別がどこにあるのか
子どもは生まれ出たそのときから小さなおとな
おとなは一生大きな子ども

どんな美しい記念の晴着も
どんな華やかなお祝いの花束も
それだけではきみをおとなにはしてくれない
他人のうちに自分と同じ美しさをみとめ
自分のうちに他人と同じ醜さをみとめ
でき上がったどんな権威にもしばられず
流れ動く多数の意見にまどわされず
とらわれぬ子どもの魂で
いまあるものを組み直しつくりかえる
それこそがおとなの始まり
永遠に終わらないおとなへの出発点
人間が人間になりつづけるための
苦しみと喜びの方法論だ

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