第6回「50周年市史発刊に向けて」
市史の発刊された経緯から、50周年市史発刊に向けての話です。
今回は四條畷市史の本についてお話したいと思います。
四條畷町は、1970年、昭和45年7月1日市になりました。そして、その市制施行を記念して四條畷市史第一巻が刊行されました。今、手元にあるのが第一巻以降に加えられた資料編に史跡総覧も加えてのシリーズ全4冊です。この第一巻の最終ページを見ますと発行は昭和47年10月1日で、市制施行後2年経っていますが、市史と言うより町史と言った方が良いのかも知れません。
その後、平成18年3月に、大人が見ても楽しめる、こども歴史「わたしたちの四條畷」と言う、この本が発行されました。
この経緯を踏まえ、昨年の40周年の前の年、平成21年6月に私が議会で40周年向けて、本の作成を提案したのですが、その内容通りにできたのが、この本、歴史とみどりのまち「ふるさと四條畷」です。
ところで、今手にした本は、私の田舎、日本海に浮かぶ隠岐諸島にある知夫村が平成8年に発行した「新修知夫村史」です。
この本の「はじめに」を読みます・・・
本誌は昭和35年に発刊された「知夫村史」の後を承けるものとして編さんしたものである。従って、記述は、同書編述の最終時点であった昭和33年の翌34年からの村の動き、官公署・各種団体、特に村民の生活と伝統的文化に重点を置くことを編集方針とした。
つまり、私が言いたいのは、編纂時1,000人前後の小さな村でさえ、こうして新しく本を出しています。四條畷市も50周年に向けて新しい四條畷市史を発行しなければならないと思うのです。行政には何度も言っていますので、取組む予定にして頂いているとは思いますが、2020年7月1日、必ず発行出来るよう、今から制作を進めてもらうことをお願いして終わります。
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