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2009年6月26日 (金)

一般会計補正予算 賛成討論

 議席2番、市民連合の長畑浩則です。議案第25号 平成21年度
四條畷市一般会計補正予算(第2号)について討論させて頂きます。

 この補正予算は、歳入歳出総額にそれぞれ3千8百49万1千円
を加えるもので、内訳の約半分は府の補助金を使って行う、市町村
プロジェクト、ふるさと雇用再生基金事業、緊急雇用創出基金事業
の歳出を計上したもので、残りの約半分は小中学校の11校全てに
設置する太陽光発電設備設置工事の実施設計委託料の歳出を計上し
たものであります。

 最初の各事業においては、主に就労支援的な要素が強く、今の経
済状況を考える上においても必要であると考えます。当然、本市も
問題なく活用し、就労支援にプラス、市民サービスにも繋げていっ
て頂けるものと確信しております。

 しかし、太陽光発電設備設置工事ですが、実施設計委託料と言う
ことで、小中学校合わせて2千20万1千円の歳出計上となってい
ます。それに工事請負金額を加えますと、最終で4億円近い規模に
なり、本市の財政規模から言えば、簡単に決定して良いのか疑問が
残る大きな事業であります。ただ、財源においては交付金でほとん
どがまかなえると言う事ですが、それでも市債も発行しなければな
らず、設置理由が子ども達への教育学習の充実と強化を言いながら、
子ども達の将来に負担を残すことになります。

 またランニングコストの面でも1校につき年間約20万円程度節
約出来ると言われていますが170万円もするパワーコンディショ
ナーを5年から10年ごとに交換しなければならないことや、耐圧
性能の高い屋上防水も耐用年数が来れば必ずやりかえなければなり
ません。それらを考えますと、簡単に年間の節約出来る金額を超え
てしまい、なんら経費の削減にならないものであります。それに加
え、風雨にさらされる場所に設置する太陽光設備本体や架台、配線
等の劣化も考えますと、今後、どこまで費用がかかるのか検討が付
かず、またも将来に負担を残すこととなります。

 しかし、一方では、経済産業省が電気の買い取り価格をあげるよ
う電力会社へ働きかけていることもあり、これが実現しますと年間
約20万円削減が、来年度には倍の約40万円削減になる可能性も
あり、この点において少しでもランニングコストの助けになればと
考えます。が、この電気の買い取り価格を上げる事が、各家庭の電
気代に転嫁されることも同時に公表されており、この点については
疑問も感じます。

 また、委員会で私を含む各議員の質疑を聞き、市長がこういう主
旨の発言をされました。「環境問題もさることながら、市民の安全
を考えたらいつ災害が起こるかわからない。よって安全な避難場所
をつくる。世間の電気が消える中、11カ所の安全な施設、そこだ
けが太陽光発電で電気がついている。おまけに耐震もきっちりでき
ている。市民の安全、安心して住むまちを構築していくには少々の
費用がかかっても仕方がない」

 私も別に耐震工事がだめとか言ったことは一度もありませんし、
安心安全なまちづくりの考えには多いに賛成です。平成19年9月
25日の議会における私の一般質問においては、震災時のライフラ
インを確保する為、避難場所に設置されている各学校の屋上の貯水
タンクを経由せず、すぐ修理が出来るよう本管から直結した給水設
備の設置をお願いしているぐらいです。

 しかし、1点、間違っていますので本討論において訂正させて頂
きます。今回の太陽光発電は蓄電装置がないため、災害時に電気が
つくのは昼間しかありません。これは市長が今後追加で予算を組む
と言われるならば別ですが、現在の状況では、日が沈んで世間の電
気が消えたら、残念ながら同じように11校の施設も電気は消えて
しまいます。そういう夜に電気が使えないような設備であるならば、
私の訴える蛇口を各学校につけて頂く方が、間違いなく安心安全な
まちづくりになると思います。

 この利用出来ない点を強調して安心安全のためだと太陽光発電装
置の設置を行うのであれば、この補正予算に対してもっと議論が必
要だったと思います。しかし、同僚議員の環境問題に取り組むため
太陽光発電設備を設置するとの考えに基づき、将来に渡り市の財政
に負担を強いる可能性のあることではありますが、国際的な環境問
題の取組み上での公共施設の位置づけを考えれば理解出来ないこと
もないとし、賛成討論とさせて頂きます。

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