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2007年8月14日 (火)

逆立ち日本論

Nihonnron
今日は議員の仕事を休み、読書。

読んだ本は
養老孟司氏と内田樹氏との
対談をまとめた「逆立ち日本論」。

養老孟司氏は、毎月購読している
「Voice」と言う雑誌の中に
解剖学者の眼として、
大変愉快で楽しいコラムを
読み切りで連載されています。

それから好きになった著者ですが、
ただ、「バカの壁」は
売れすぎたので、買う気が起こらず
まだ読んでいません。

今日読んだ本の内容は、一ヶ所だけ要約(下記に)すると理解しやすいです。

 内田 『個人情報保護法ってナンセンス。僕の名前にしても住所にしても
  電話番号にしても、用があるのは他人だけ。それを他人に隠してどうする』
 養老 『「個人情報」がわからない。勝手にダイレクトメールが来るとか、
  週刊誌が女性問題を記事にするとか、そういうところから来ている話を、
  「そういうことをやめろ」という法律ならわかるが「個人情報保護」といって
  格好つけたから、なにがなんだかわからなくなっている』

・・・と、タイトル通りの内容です。
この意見には同意できる個所もありますが、
現行法が「保護法」である以上、保護に努めなければなりません。
近頃、行政側から個人情報の紛失が続いています。
行政として、個人情報の取り扱いには特に注意して頂きたいと思います。

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