逆立ち日本論
読んだ本は
養老孟司氏と内田樹氏との
対談をまとめた「逆立ち日本論」。
養老孟司氏は、毎月購読している
「Voice」と言う雑誌の中に
解剖学者の眼として、
大変愉快で楽しいコラムを
読み切りで連載されています。
それから好きになった著者ですが、
ただ、「バカの壁」は
売れすぎたので、買う気が起こらず
まだ読んでいません。
今日読んだ本の内容は、一ヶ所だけ要約(下記に)すると理解しやすいです。
内田 『個人情報保護法ってナンセンス。僕の名前にしても住所にしても
電話番号にしても、用があるのは他人だけ。それを他人に隠してどうする』
養老 『「個人情報」がわからない。勝手にダイレクトメールが来るとか、
週刊誌が女性問題を記事にするとか、そういうところから来ている話を、
「そういうことをやめろ」という法律ならわかるが「個人情報保護」といって
格好つけたから、なにがなんだかわからなくなっている』
・・・と、タイトル通りの内容です。
この意見には同意できる個所もありますが、
現行法が「保護法」である以上、保護に努めなければなりません。
近頃、行政側から個人情報の紛失が続いています。
行政として、個人情報の取り扱いには特に注意して頂きたいと思います。
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